気がつけば、Everyday Football。お父さんコーチの少年サッカー記。

サッカー少年の息子たち。親として、コーチとして、少年サッカーにかかわる私。感じること、考えたこと、書いていこうと思います。

チームのブランド、個人の実力。

長男が小2の夏から入団したサッカーチーム。そして私がお父さんコーチをしているそのチーム、小学校が母体のいわゆる少年団です。東京の区内で活動しているのですが、いわゆる強豪では無くいたって普通のチーム。いや、どちらかというと弱小のイメージが定着してる感もあります…。

一方、年長からはじめて、小4の時に選抜チーム活動がはじまったフットサルスクールのチーム活動は、たまたま近隣のサッカーチームのエース格の選手が集まり、結構な強豪としてみられています。

奥さんがよくこんなことを言います。

「息子さん、どこのチームなの?」と聞かれた時、「少年団チーム」と答えると、「あー…」と微妙な空気。で、「フットサルチーム」と答えると、「え、すごーい。うまいんだぁ」と勝手な妄想。息子本人の実力はなんら変わらないのに、チーム名でこんなに反応に差が出てしまって、なんかやるせない気分…と。

出身校や会社、どんな事にもこういったことってありますよね。知らないものはブランドで判断する。そもそもブランドっていうのはそういう時の為の信頼の証なので、間違った反応では無いと思います。

しかし、洋服や時計なんかとは違うので、人そのものの評価を所属団体のブランド力で判断するのは浅はかな認識にも感じますね。

長男本人も少なからずこの評価の違いを感じているようです。

少年団チームでプレイする長男もフットサルチームでプレイする長男も同じ長男。しかし、周りはそうは見ないもんなんだ。良い悪いは別にして、人間っていうのはそういうもんだ。だからお前は、人を見る時は、その人自身を見て自分自身で評価を下した方が良いよ。そして人から見られる時は、そういう風なバイアスがかかっているっていうことも認識していた方がいいよ。といつも話してます。だから、いい学校に入った方が得だよ。と言って勉強をさせようとしてるんですが…。